iPhone5電源が勝手に落ちる【バッテリー膨張】 - iPhone修理千葉本店（西船橋）

iPhone5の電源が勝手に落ちるというお客様がご来店されました。
しかも、一度や二度ではなく、電源を入れ直しても何回も落ちるそうです。
その原因は、依頼品を見てすぐに分かりました。

これです。
フロントパネルが浮いてしまっているのが見えると思います。
これは、3GSでよく見かけた現象で、バッテリーが膨張したときに発生します。
フロントパネルを押し開けるほどバッテリーが膨張していれば、通常使用は不可能ですし、無理にこのまま使い続けていればバッテリーの破裂や、バッテリーの発熱によるヤケド、爆発の危険性がありました。
どれぐらい膨張していたのかというと

どうでしょう？
お客様の端末に使われていたバッテリーと、新品のバッテリーを比べてみたのですが、厚みが倍近く違います。
iPhone5の発売時期を考えると、バッテリー劣化による膨張事例は少ないかも知れませんが、充電中に端末が異常発熱するなど、少しでも異常を感じた時は注意してください。

今回のケースではバッテリー交換だけで復旧しましたが、場合によってはフロントパネル（液晶等）や基盤が割れていた可能性もあります。
くれぐれもご注意ください。